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 二日目、朝。文句なしの晴天!

すでに抜けるような真っ青な空から太陽の光が差し込み、森の中を囀る小鳥たちや、そこに生息するたくさんの生き物たちの活動が盛んになってきた気配を感じながら、私たちも活動開始です。

なんて新鮮で美味しい空気。そして綺麗で優しくのどかな場所。

もちろん日本にだってこういう素晴らしい場所はたくさんあるけれど、ネイティブアメリカンが住んでいたというだけあって、エネルギーが突き抜けている。

目覚めの温かいどくだみ茶がたっぷり注がれたマグカップを片手に、胸一杯に空気を吸い込んでいたら、ふとした瞬間、私は自分一人の気づきの世界の中にいました。

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足元には、生い茂るたくさんの草花。そして飛び交う虫たち。

目の前には、森の木々たちがザワザワと落ち着くことなく風に音を立てて、それぞれの環境をただ悠然と生きている。

そしてそれぞれの生命が共存しあっている。

見上げると淀みない青空にぽっかりと白い雲が浮かび、そして太陽が熱と光を放っている。

このとてもシンプルな、当たり前とも言える宇宙の営みの中に、自分が居る…

その時、私は自分自身もその宇宙の営みの一つであり、単なる存在にすぎないということに気づきました。

『私は山本幸恵だけれど、山本幸恵ではない』という気づき。

名前という固有名詞自体、人が作ったしがらみの一つであり、これこそが個人にとって最も根深いしがらみであること。

大切なのは、すべては『存在』だと言うことであり、『存在』しているというシンプルな事実こそが真理なのだ、と。

そんな想いが唐突に私の中に湧き上がってきました。

これまでも生きていく中で、様々な経験と体験から気づきを重ね、自分で作ったたくさんのしがらみを捨て続け続けてきたので、すでに十分シンプルになっていると思っていましたが、今まさに、一番根底の大切なところに初めてたどり着いた気がしました。

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そしてその日は、その後も面白いワークが続きました。

一つ目は「死」のワークです。

健先生が、参加者一人一人の量子波を一旦リセットして新たに生まれ変わるセッションをしてくださいました。

そして、次に「hug tree」。

森の中に入り、健先生が量子波で一人一人に合う木を探してくれて、「あなたの木はこれだよ」と言われた木をhugして、これまでのしがらみを全て木に吐き出し受け止めてもらいます。


私の木は、ちょうど手を回すと一抱えほどの背の高い木でした。

その木は、この先もずっと量子波でそれぞれと結びついているから、何かあったらその木に受け止めてもらうといいそうです。

更にさらに…

近くを流れているとってもきれいな川に移動し、ブルーホールと呼ばれる青く澄み切ったスポットで川遊び!

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川の水があまりにも冷たくて、ある意味苦行かと思いつつ、せっかく来たんだからと、3メートルほどある岩の上からダイブしたりして、みんなで楽しく遊びました。

そして、初日に学んだ太極拳の続きや気功をしたりして、やはり最後は健先生の量子波のワークや導引光など、とにかくスケジュールみっちりで、心地よい疲労感とともに長い1日が過ぎて行きました。

その夜の締めくくりは、満天の星空の下でのキャンプファイヤーでしたが、日本では見たことのないような星の大きさと輝きに大感動!まさに落ちてくるんじゃないかと思うくらいの迫力の星空。

天の川が天の川とは思えないくらい、あまりにもクッキリはっきりしているし、見慣れた星座はゴルフボール位の大きさに見え、さらにその間には無数の明るい星々が見えるので、最初はそれが星座と気づかない程でした。

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真っ暗な中に燃え上がるキャンプファイヤーの火を何気なく撮ったら、まるで火の鳥のような形!

やっぱり何か不思議なエネルギーの場所なのでしょうね。

こうして、二日目の夜もすっかり疲れ果てたため、決して寝心地がいいとは言えない寝袋の中でやっぱり強制終了なのでした。